三菱アルミニウムは2日、中国の押出メーカーの江蘇亜太軽合金科技(本社:江蘇省無錫市)と自動車用押出加工部品の製造拠点を中国に設置することで基本合意し、具体的な検討を開始したことを明らかにした。2020年度上半期中の合弁会社の設立を目指す。


世界的な環境への配慮の高まりから自動車の軽量化と電動化が進むなか、より軽量なアルミニウムの採用が広がっており、中国でもアルミニウムの需要が増加することが予想される。

亜太軽合金科技は2003年の設立で、主要製品は自動車向け押出材。三菱アルミニウムは同社と合弁会社を設立することで、バンパーや車載用電池筐体、車体構造部材などのより高品質な製品を安定的に供給できるとしている。

2020/4/3

 

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