ロシアの商用車大手カマズ(Kamaz)は6日、新型コロナウイルス感染拡大の抑制を目的とする大統領令を受けて停止していた生産を一部再開したと発表した。プーチン大統領は3月25日、3月30日から4月3日までを有給の非労働期間にするとしていた。

カマズは同社が生産する車両が、食品や生活必需品、医療機器の配達、社会的サービスを続けるために重要だと強調している。

同社は生産再開に当たり、食堂などでは他の従業員との一定の距離を保つための目印を床などにつけており、1つのテーブルには最高2人まで座れるとした。また、シフト交代の際に利用するバスは、1回の輸送ごとに消毒を行っているという。

2020/4/8

 

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