中国の国有自動車メーカー大手、北京汽車集団傘下の新エネルギー車(NEV)メーカーの北汽藍谷新能源科技(本社:北京市)が20日発表した2019年12月期通期決算は、売上高が前期比30.4%増の235億8900万元(約3593億円)、純利益は25.5%増の9201万元(約14億円)だった。


19年の販売台数は15万0600台で、中国での電気自動車(EV)販売台数の首位を7年連続で維持した。製品構成も高度化。子会社である北汽新能源汽車の人工知能(AI)システム「ダーウィン」を搭載したBEIJINGブランドのAセグメントのセダン「EU5」は、人気モデルに成長した。

北汽新能源汽車の19年の研究開発(R&D)費用は15億4400万元(約235億円)で、売上高に対するR&D費の比率は6.55%に上った。19年に出願した専利(特許・実用新案・意匠)は4557件で、このうち特許が46%を占めた。

2020/4/21

 

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