ドイツの自動車部品・タイヤ大手コンチネンタルは21日、パワートレイン部門のヴィテスコ・テクノロジーズ(Vitesco Technologies)が中国の天津工場内に研究開発(R&D)センターを建設すると発表した。2021年中に開所させる予定だ。

同センターは電気自動車(EV)やハイブリッド車(HV)のパワートレインの開発を担当する。事務所のほかに複数の研究室やテスト設備などを併設しており、床面積は9000平方メートルとなる見込み。投資額や従業員数については公表していない。

ヴィテスコの天津工場は電動のアクスル(車軸)を生産しており、現在の主な納入先はPSAグループや現代自動車の中国国内工場などとなっている。両社以外の複数の自動車メーカーから引き合いがあり、数カ月以内にEV向けアクスルの供給が決まる見通しになっているという。

2020/4/22

 

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