中国の建設機械大手の中聯重科(ズームライオン、湖南省長沙市)は22日、世界初の完全電動トラッククレーン「ZTC250N―EV」の生産を開始したことを明らかにした。先ごろ長沙市の工場でラインオフした。


ZTC250N―EVは25トンの完全電動のトラッククレーン。最高時速は90キロメートルで、最大登坂能力は50%となっている。260キロ超の範囲を運搬でき、ほとんどの建設作業の要件を満たしている。標準の充電プラグと工業用ソケットで充電可能。インテリジェント制御システムが装備されている。

中聯重科は1992年の設立。エンジニアリング機械や農業機械などを製造し、10の主要カテゴリーをカバーする55の製品ラインから600以上の最先端製品を供給している。

2020/5/25

 

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