トヨタファイナンシャルサービス(TFS)と三井物産は2日、ブラジルで幅広くモビリティサービス事業を展開するためKINTOブラジルを設立した。

KINTOブラジルは南東部サンパウロ州を本拠地とし、出資比率はTFSが51%、三井物産が49%。

先進国と同様に、中南米でも近年は多様な業種で消費動向の「保有」から「利用」への流れが加速すると想定されている。KINTOブラジルはこうしたビジネスモデルの変化に合わせ、中南米最大の自動車市場であるブラジルで成長の著しいBtoB(企業間)向けのフルサービスリース事業「KINTO ONE(キント・ワン)」を20年末から開始する。将来的には、BtoC(企業・消費者間)向けを含むさらなるサービス領域の拡充を目指す。

2020/7/6

 

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