電動トラックなどの開発を手掛ける新興企業、米ワークホース・グループは13日、同社の「C-Series(Cシリーズ)」の電動の配達用トラックがカリフォルニア州の大気資源局(CARB)から「エグゼクティブ・オーダー」を受領し、同州のゼロ排出車(ZEV)として認定されたと発表した。これにより同社は、連邦政府の環境保護局(EPA)とCARBの両方から承認を受けた電動中型トラックのメーカーとなった。

CARBのエグゼクティブ・オーダーは、同州の排ガス規制を満たす自動車メーカーに付与され、ハイブリッド車(HV)とZEVの商用車の購入補助金対象となるための予備要件の一つ。

CARBは6月、自動車メーカーに対し、中・大型のトラックやバンについて電気自動車(EV)や燃料電池車(FCV)などのゼロ排出車(ZEV)の販売を一定の割合で義務付ける新規制を導入することを決定したと発表。2023年中に販売が始まる2024年モデルから適用を開始するとしている。

2020/7/15

 

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