米ゼネラル・モーターズ(GM)は1日、電気自動車(EV)高速充電ネットワークを運用する米EVゴー(EVgo)と提携し、急速充電ステーションの設置を共同で推進すると発表した。今後5年間で2700カ所に設置する計画だ。

スーパーマーケットやショッピングモールなどに設置する。1カ所に最低でも4台の電気自動車(EV)やプラグイン・ハイブリッド車(PHV)を同時に充電できる設備を整える。充電機の出力は100~350キロワットで、1台当たり15~30分で充電できるとしている。

両社が設置する急速充電ステーションは2021年初めに利用を開始できる見通し。充電ステーションの設置に必要な費用負担など、今回の提携に関連する金銭的な条件については公表していない。

EVゴーは米国の電力・エネルギーインフラ事業者であるLSパワー(LS Power)の子会社で、2019年12月に買収された。現在は米国内34州の800カ所超で急速充電ステーションを運営している。

2020/8/3

 

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