カーボン素材メーカーの印イプシロン・カーボン(Epsilon Carbon)は24日、子会社のイプシロン・アドバンスト・マテリアルズを通じて2025年までにリチウムイオン電池材料事業で7000万米ドルを投資すると発表した。
電気自動車(EV)などに搭載されるリチウムイオン電池の負極材の材料をインド国内で製造する。当初の生産能力は年間5000トンで、2021年中に1万5000トンへ引き上げ、2025年には5万トンまで引き上げる計画だ。
イプシロン・アドバンスト・マテリアルズはまた、次世代の電池負極として有望なシリコン・グラファイト材料の研究開発を進めるためのパートナーも模索しているという。同社は2016年の設立で、ムンバイ市に本社を置いている。
2020/8/25