スウェーデンの商用車大手ボルボ・グループは16日、傘下の米マック・トラックス(Mack Trucks)が2021年初めに電気自動車(EV)のゴミ収集車の生産を開始すると発表した。今年の第4四半期(10~12月)中に予約注文の受付を開始するとしている。

電動ゴミ収集車のモデル名はマック「LRエレクトリック」で、モーターを2個、ニッケル・マンガン・コバルト(NMC)の三元系リチウムイオン電池システムを4個搭載しているという。ゴミ収集車は停止回数が多いことから3段階の回生ブレーキシステムを搭載した。特に都市部で夜間にゴミを収集する地方政府や民間事業者からの需要を見込んでいる。ただし、航続距離や価格などの詳細については公表していない。

LRエレクトリックはペンシルベニア州マカンギーにあるリーハイバレー工場で生産される。

2020/9/17

 

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