オランダの塗料・化学品大手アクゾノーベルは5日、台湾の桃園市中れき(Chungli)区で粉体塗料を製造する新工場を建設すると発表した。2021年の第3四半期(7~9月)中に操業を開始するとしている。


投資額は2000万ユーロ(約25億円)で、同日に起工した。自動車部品や電子部品、通信機器、家具など幅広い用途の粉体塗料を製造する。

新工場は電力消費量を従来比で30%削減したほか、水のリサイクル率も60%に達し、揮発性有機化合物(VOC)の排出量ゼロも達成する予定としている。

2020/10/6

 

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