自動車部品・タイヤ大手の独コンチネンタルは10月29日、デゲンハート最高経営責任者(CEO)が健康上の理由により辞意を表明したと発表した。11月30日付で退任する見通しだ。同社は近く監査役会を開き、同CEOの後任を指名する。

デゲンハートCEOは61歳で2009年8月に就任し、約11年間にわたって同社を率いてきた。残りの任期は2024年8月までだった。

同社は11月11日に第3四半期(7~9月)の決算発表を行う予定。新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)とリストラ費用などにより、赤字決算となる可能性が高いとみられている。

2020/11/2

 

2週間無料お試し購読 購読を開始する