ドイツの商用車部品メーカー大手クノールブレムゼ(Knorr-Bremse)はこのほど、東風汽車集団傘下の東風電子科技との中国合弁会社である東科克諾爾商用車制動系統(東科克諾爾、本社:湖北省十堰市)が十堰市の工業団地で新工場の建設を開始したと発表した。2021年8月の操業開始を予定する。


新工場の敷地面積は5万平方メートルで、既存の3工場を1カ所に集約する計画。このうち1期工事の建屋面積は最大2万4800平方メートルで、敷地面積は3万9000平方メートルとなっている。

東科克諾爾は2015年の設立以来、売上高が4倍に増加しており、2025年には5倍に達する見込みという。主な生産品目はブレーキコントロール装置や先進運転支援(ADAS)・高度自動運転(HAD)システム、パワートレイン部品、エアーサプライ、ホイールエンド、ステアリングシステムで、東風汽車グループの商用車メーカー、東風商用車(本社:同省十堰市)などに供給している。

2020/11/6

 

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