自動車部品・タイヤ大手の独コンチネンタルは12日、今月末に退任することが決まっているデゲンハート最高経営責任者(CEO)の後任としてニコライ・セッツァー氏(49)が就任することを監査役会が決定したと発表した。12月1日付で就任する。

セッツァー氏はドイツとフランスでエンジニアリング・マネジメントの学位を取得したうえで1997年にコンチネンタルに入社。タイヤ部門や購買部門で要職を務め、2019年からはオートモーティブ部門の幹部となり、同部門の広報責任者も務めている。CEOに就任した後も同部門の広報責任者のポストを兼任することになっている。

同氏のCEOとしての任期は2024年3月まで。現職のデゲンハートCEOは先月末に健康上の理由により辞意を表明していた。

2020/11/16

 

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