独フォルクスワーゲン(VW)傘下のMANトラック&バスは26日、ポーランド南東部シフィェンティクシシュ県スタラホビツェ(Starachowice)の工場で10月から、路線バス用の電気自動車(EV)バス「Lion's City E」の量産を開始したと発表した。ドイツの公共バス事業者VHHに納入する。Lion's City Eの連結バスは2021年上半期(1~6月)中に量産を開始する予定という。


Lion's City Eは全長12メートルで、航続距離は200~270キロメートル。2018年9月に独ハノーバーで開催された世界最大の商用車の展示会、IAAハノーバー国際モーターショーで世界初公開。同年10月にはポーランド工場でのLion's City E生産のため、約2740万ユーロ(約34億円)を投じると発表されていた。

MANのスタラホビツェ工場では昨年、バス2300台以上とバスシャシー約1400台を生産している。

2020/11/27

 

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