独フォルクスワーゲン(VW)は11日、取引先のサプライヤーからの部品供給が止まったため、ウォルフルブルクの本社工場で一部のVWブランド車を減産すると発表した。新型コロナウイルスの感染拡大が影響したとしている。


座席内部のフォームを製造しているサプライヤーで複数の新型コロナウイルス感染者が発生し、保険当局の指導によって生産が不可能となったことが主な要因。14日の夜間シフトから減産を適用する。当面は勤務時間の短縮による減産を行うことで労働組合側と合意した。

VWは顧客への納車を遅らせないため、代替品の検討など対応策に集中する方針だ。

2020/12/14

 

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