米ゼネラル・モーターズ(GM)は14日、ニューヨーク州のトナワンダ(Tonawanda)工場とオハイオ州のパーマ(Parma)工場に計7600万米ドルを投資すると発表した。ピックアップトラックの増産に伴う措置としている。


エンジンを製造しているトナワンダ工場には7000万米ドルを投資し、エンジンブロックの加工ラインの生産能力を引き上げる。パーマ工場には600万米ドル超を投資し、スタンピング加工された部品のアセンブリーセルを4カ所増設する。いずれも主力ピックアップトラックのシボレー「シルバラード」とGMC「シエラ」の増産に対応するための措置だ。

トナワンダ工場ではシルバラードとシエラ以外のシボレーの「サバーバン」や「タホ」、GMCの「ユーコン」、キャデラックの「エスカレード」などのエンジンを製造しており、従業員数は1300人となっている。パーマ工場はGMを含む35社に製品を供給しており、年間で1億点の生産能力を持つ。従業員数は1000人としている。

2020/12/15

 

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