市光工業(本社:神奈川県伊勢原市)は25日、子会社ライフエレックスの株式の一部を同社の中国合弁相手のグループ企業に譲渡すると発表した。ライフエレックスの事業改善が目的で、今回の譲渡に伴い、ライフエレックスは市光工業の連結子会社から除外される。

ライフエレックスは1947年の設立で、群馬県邑楽郡に本社を置き、自動車用電球や光学機器用電球、航空機用電球などの製造、販売を手掛ける。同社に対しては、市光工業が59.1%、持田清美氏が21.9%、東芝ライテックが19%をそれぞれ出資。市光工業は、ライフエレックスの中国の合弁相手である保定来福汽車照明集団の100%子会社の保定来福汽車照明集団滄州にライフエレックスの株式の44.2%を譲渡し、今後は自動車用ランプとミラーの事業に経営資源を集中する。2021年6月30日の株式譲渡を予定する。

2020/12/28

 

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