中国の自動車部品メーカー大手の遼寧曙光汽車集団(曙光汽車、本社:遼寧省丹東市)は20日、浙江省杭州市の支社を改組して、浙江省桐郷市に完全子会社を設立すると発表した。

子会社の資本金は、2000万元(約3億2000万円)で、仮称は遼寧曙光汽車底盤系統。浙江省嘉興市内の桐郷市の桐郷経済開発区に設立する。サスペンションと関連部品、ブレーキ、ブレーキキャリパー、ブレーキディスク、ショックアブソーバーなどの製造販売を主要事業とする。

曙光汽車の杭州支社は2017年に発足。現地での企業競争力を高める目的のほか、地元政府の優遇政策を受けられることを理由に、現地法人化に踏み切った。支社の資産と人員、業務などはすべて新会社が引き継ぐことになっている。

2021/1/21

 

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