電動ピックアップトラックを開発する米アトリス・モーター・ビークルズ(ATLIS)は1日、アリゾナ州メサの本社で電気自動車(EV)駆動用の電池セルと電池パックの生産ラインを開発することで、韓国のメディア・テック (Media Tech)、マレーシアのグリーテック(Greatech)の2社と戦略的提携することで合意したと発表した。


メディア・テックは、アトリスが電池セルの生産ラインのプロトタイプを製作するために必要な電極、アセンブリーなどを構成するすべての機械の設計と開発、製造、設置、キャリブレーションを行う。

グリーテックは、包括的な電池パック生産のためのアトリスの戦略的パートナーとしての機能を担う。アトリスが電池パックの生産ラインのプロトタイプを製作するために必要なすべての部品や機器、機械を供給する。

ATLISは2016年の設立で、EVプラットフォーム(車台)、独自の電池セルと電池パックのほか、航続距離500マイル(約804.7キロメートル)が可能な電池を15分未満で再充電するために必要な充電インフラストラクチャーの開発を行っている。

2021/2/2

 

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