自動車部品大手の仏ヴァレオと高精度3次元地図データ(HDマップ)の大手プロバイダーであるダイナミックマップ基盤(DMP、本社:東京都中央区)は25日、自動運転システムの開発を促進するため、正確な自車位置推定とHDマップ更新のためのテクノロジーとビジネスモデルを共同で開発することで合意したと発表した。


車両が周辺環境を認識し、自車位置を正確に特定することは、先進運転支援システム(ADAS)や自動運転車の開発の主要課題の一つ。インフラと道路環境変化に対応するうえで、自動運転車が使用するHDマップの定期更新もリソースと時間を要する課題となる。

DMPは自動運転の実現に必要なHDマップと高精度3次元点群データ(ポイントクラウドデータ)を提供。ヴァレオは、ADASと自動運転システム向けのセンサーとシステムを開発している。

両社は今後、ADASや自動運転の品質向上に必要な高精度自車位置推定技術と地図更新技術について、非独占的にグローバルに共同でサービスを提供することを目的に、技術・事業両面の検討を行う。

2021/2/26

 

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