ドイツの自動車部品・タイヤ大手コンチネンタルは2月26日、パワートレイン部門のヴィテスコ・テクノロジーズ(Vitesco Technologies)がハンガリー東部デブレツェン(Debrecen)で建設を進めていた新工場が稼働を開始したと発表した。電子機器とトランスミッションセンサーを生産する。

新工場の面積は約7000平方メートルで、投資額は約1億ユーロ(約129億円)。内燃機関車のほか、プラグイン・ハイブリッド車(PHV)、電気自動車(EV)を含むあらゆるタイプの駆動システム向けに製品を供給する。

同工場で最初に量産されるのは、オーバーモールディング技術を備えたトランスミッション制御ユニットで、従来の製品と比較して、堅牢で軽量であるだけでなく、必要な製造行程も大幅に削減できるという。同工場ではまた、マイルドハイブリッド用の48ボルト(V)のベルト駆動式スターター発電機も生産する。

2021/3/1

 

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