中国の自動車部品メーカーで、上海証券取引所に上場する蕪湖伯特利汽車安全系統(Wuhu Bethel Automotive Safety System、本社:安徽省蕪湖市)は3日、メキシコ北部コアウイラ州のアリアンザ工業団地で新工場を建設すると発表した。2022年の第3四半期(7~9月)中の操業開始を予定している。

投資額は5000万米ドルで敷地面積は20万平方メートル。当初は床面積2万平方メートルの建屋でアルミニウム製のナックルやコントロールアームなどを製造する。将来的にはファウンデーション・ブレーキやブレーキコントロールなど製造も予定しているという。新規雇用創出は550人。

伯特利は2004年の設立で、ゼネラル・モーターズ(GM)や上海汽車集団、フォード・モーター、ボルボ・カーズ、長安汽車、北京汽車、吉利汽車、奇瑞汽車、安徽江淮汽車(JACモーターズ)、比亜迪(BYD)、広汽乗用車(GACモーター)、力帆汽車、北汽福田汽車(Foton Motor)などと取引がある。米国では2年前にミシガン州デトロイトで研究開発(R&D)センターを開設していた。

2021/3/4

 

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