電気自動車(EV)メーカーの英アライバル(Arrival)は17日、米ノースカロライナ州シャルロッテで新工場を建設すると発表した。同社は昨年10月にサウスカロライナ州ロックヒルで米国内で1カ所目となる工場の建設を発表しており、今回が第2工場となる。

同社の工場は多品種少量生産に強みを持つセル生産方式による「マイクロファクトリー」と位置づけられている。今回の投資額は4120万米ドルで、第1工場の4600万米ドルよりも少なくなった。第2工場では2種類の配達用バンを生産することになっており、生産した車両の多くを宅配便大手の米ユナイテッド・パーセル・サービス(UPS)に納入する。アライバルは昨年2月にUPSからEVを1万台受注していた。

第2工場の新規雇用創出は250人以上で、2022年の第3四半期(7~9月)中に生産を開始する予定だ。

2021/3/18

 

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