豊田通商は29日、ケニアで販売しているトヨタ自動車のピックアップトラック「ハイラックス」のモデルチェンジを行い、同車の生産委託先であるAssociated Vehicle Assemblers(AVA)のラインオフを3月11日に実施したと発表した。


豊田通商はAVAを通じ、トヨタの「ランドクルーザー」と日野「トラック」に加え、19年10月からハイラックスのノックダウン生産を開始し、ケニア国内で販売。安定した経済情勢による堅調な需要を背景に、生産開始以降のハイラックスの生産台数は約1000台となっている。

新型ハイラックスは、「Tough & Recreational」のデザインコンセプトをもとに、ピックアップトラックとしてのタフさ、力強さと、乗ってワクワクする楽しさを表現するシルエットに変更。また、エンジンの改良とリアコンビネーションランプのLED化、新LSD(Limited Slip Differential、差動制御装置)機能追加による安全機能の充実など、各性能の強化を図っている。

2021/3/30

 

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