オリエントコーポレーション(オリコ)は3月31日、みずほ銀行の傘下で自動車ローン事業を展開するインドネシアの「みずほバリモア・ファイナンス(Mizuho Balimor Finance)の株式51%をみずほ銀行から取得し、同日に連結子会社化したと発表した。

オリコは昨年2月にみずほバリモア・ファイナンスの子会社化を発表していたが、新型コロナウイルス感染拡大の影響により現地当局の承認取得に必要な手続き等に遅れが生じ、株式取得を延期していた。

みずほ銀行は2011年にイモラ・モーターからバリモア・ファイナンスの株式51%を取得し、子会社化していた。バリモア・ファイナンスは1989年設立で、ジャカルタに本社を置き、個人事業者と個人を顧客基盤とする自動車ローン事業者。インドネシア全土に拠点網を持ち、主に新車を取り扱っており、小口分散化された債権ポートフォリオを形成している。

オリコはこれまで日本国内やタイで培った自動車ローン事業のノウハウを最大限に活用し、中古車ローン事業の本格参入など業容拡大を図ることで、さらなる企業価値の向上を目指すとしている。

2021/4/1

 

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