台湾の自動車業界サイト「台湾U―CAR」によると、2025年5月の台湾の新車販売台数(ナンバープレート交付ベース)は前年同月比23.1%減の3万1910台と3カ月連続で減少した。前月比では2.9%減。5月としては22年の3万922台以来、3年ぶりの低水準となった。米トランプ政権の関税政策の先行きが不透明な中、市場では貨物税(日本の自動車重量税に相当)の引き下げを期待する見方も広がり、様子見の動きが強まったとみられる。台湾U―CARによると、新車市場は例年、5月から徐々に盛り上がっていくが、今年は減少傾向が続いている。
■首位トヨタが14.3%減
5月のブランド別の販売台数は、首位のトヨタが前年同月比14.3%減の8990台と減少に転じ、市場シェアは前月の30.4%から28.2%に低下した。2位はレクサスで4%増の2602台(シェア率8.2%)。台湾の中華汽車(CMC)は34.9%増の2256台(同7.1%)と4カ月連続で増加し、前月の4位から3位に上昇した。独メルセデス・ベンツは31.5%減の1827台(同5.7%)と2カ月連続で減少し、3位から4位に後退。韓国の現代自動車は10.6%減の1825台(同5.7%)と2桁減を続けたが、前月の6位から5位に上昇した。
上位10ブランドのうち、レクサスとCMCを除く8ブランドが前年同月の実績を下回った。
■輸入車販売が3カ月連続で減少
5月の輸入車の販売台数は22.6%減の1万6223台で、3カ月連続のマイナスとなった。新車販売全体に占める輸入車の割合は前月の49.2%から50.8%に上昇した。ブランド別で首位のトヨタの輸入車販売は14.8%減の2742台だった。
1~5月の累計販売台数は前年同期比13.8%減の16万4647台で、このうち輸入車は9.7%減の8万524台だった。
2025/6/5
