中国の国家企業信用情報公示システムによると、新興EV(電気自動車)メーカーの上海蔚来汽車(NIO)と安徽江淮汽車集団(JACモーターズ)が共同出資する合弁会社「江来先進製造技術(安徽)」(江来製造)の企業登録が「存続」から「解散」に変更され、正式に清算手続きが完了した。地元各メディアが伝えた。
NIOの前身のネクストEVは2014年に設立。NIOは当初、生産資格を持たず、16年4月に江淮汽車と生産協力の枠組み協議を交わし、江淮汽車がNIOの車両を受託生産していた。両社の合弁会社の江来製造は21年3月に設立。登録資本金は5億1000万元(約105億円)で、江淮汽車が51%、NIOが49%をそれぞれ出資し、車両の生産のほか、製造ライン管理、サプライチェーン管理などを手がけていた。
NIOはその後、江淮汽車の2つの製造基地の資産・設備を買収し、正式に生産資格を取得。合弁会社の清算は必然的な判断となった。
■今後もNEV開発などで協力継続
NIOは「江来製造の設立は完成車の協業生産を目的としたものだったが、23年12月に独自の完成車の生産資格を取得したことで江淮汽車とのOEM(相手先ブランドによる製造)契約が終了し、合弁を存続させる必要はなくなった」と説明。今回の解散は「正常な業務調整であり、NIOの生産や経営活動に影響はない」と強調した。NIOは今後も江淮汽車と新エネルギー車(NEV)の研究開発、電池交換事業、部品供給などで協力関係を続けるという。
2025/9/17
