台湾政府で対米貿易交渉を率いる鄭麗君・行政院副院長(副首相)は1日、半導体生産の半分を米国で行うという取引には同意しないと述べた。ラトニック米商務長官は先に、米テレビ局ニュース・ネイションに対し、米国と台湾での半導体生産を50対50にすることを台湾に提案すると述べた。現在は大部分が台湾で生産されている。ロイター通信が伝えた。
鄭氏は米国から帰国後、50対50の案について交渉では議論していないと言明。台湾の中央通信によると、同氏は「われわれの交渉チームは半導体生産を50対50に分けることに一切コミットしていない。今回の交渉でこの問題は協議していないし、そのような条件にわれわれが同意することはない」と強調した。
半導体の受託生産で世界最大手の台湾積体電路製造(TSMC)は米アリゾナ州に工場を建設するために1650億米ドルを投資しているが、生産の大部分は台湾にとどまる見通しだ。
2025/10/2
