中国の国有自動車メーカー大手の東風汽車集団(東風集団、本社:湖北省武漢市)は25日、指導的幹部グループの会合を開き、李紹燭・総経理(社長に相当)が定年退職し、楊青氏が後任に就く人事を発表した。地元各メディアが伝えた。

■社歴33年

新総経理の楊氏は1988年に東風集団に入社。東風集団傘下のピストン・ベアリング工場やファスナー工場の副総経理や総経理、東風汽車股フェンの総経理、東風商用車の総経理、東風集団の副総裁などを歴任した。20年7月の人事異動で東風集団の董事(取締役に相当)に就任し、董事長(会長に相当)、総経理に次ぐ指導的幹部グループのナンバー3に昇進した。

東風集団の指導的幹部グループは現在、トップの竺延風・董事長以下8人。楊氏の後任の董事は発表されていない。

2021/2/26